μ流体力学(序論) 古くて新しいゆっくり小さい流れ
灰泥屋
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3,000円(税込)
本の説明
μ流体力学(マイクロ流体力学)は小さいスケールでの流体力学です。
本書は、20〜30年前に著者が学んだ内容(修士論文と解説論文)のある種の復刻版です。
近年 microfluidics/nanofluidics や active fluid などの研究分野で注目を集めています。
本書を、この「古くて新しい」流体力学への導入として、今ここで改めて公開することに、
いくらかの意味はあるのかな、と思っています。
本書は「数理シリーズ」の3冊目であり、第ゼロ巻に相当します。
現在の「数理シリーズ」の構成(予定)は以下の通り。
* 第ゼロ巻 μ流体力学(序論) 古くて新しい ゆっくり小さい流れ (本書)
* 第一巻 音楽と数理 才能にたよらない耳コピ
* 第二巻 厳密な計算 ふたつの球のなめらかなダンス
* 第三巻 空間の近似 シンプルな計算の繰り返し (未刊)
* 第四巻 無限を分割 不可能を可能にするテクニック (未刊)
* 第五巻 瞬間と変化 サンプリングとダイナミクス (構想中)