近藤祐著『〈狭さ〉の美学』 草庵・茶室・赤ちょうちん 2017年4月 彩流社刊
近藤祐の本
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1,386円(税込)
本の説明
〈狭さ〉には、自由と永遠が宿る! 現代都市に生きる私たちの住空間は、悲しいほどに狭い。〈狭さ〉はただのデメリットでしかないように思われる。けれど日本文化史には、鴨長明の『方丈記』、利休の茶室、池大雅・与謝蕪村の『十便十宜図』など、さまざまな〈狭さ〉の美学が存在する。また現代の赤ちょうちんなど、〈狭さ〉には社会通念や物質信仰を超えた「自由」が宿る。 現代都市において排他的・敵対的な〈広さ〉に囚われ、ますます自閉していく私たちに、〈狭さ〉はどのようなアンチテーゼとなるのか。前著『生きられる都市を求めて』に続き、現代都市空間にまといつく息苦しさを克服し、人間が「生きられる」場所の復権を提言する。(帯評論、裏表紙コピーより) 著者の手持ち在庫を販売します。流通に在庫がありますが、版元のお許しをいただき定価の30%オフで販売します。