奥羽関ヶ原 政宗の謀・兼続の知・義光の勇
日本歴史時代作家協会
中古
1,650円(税込)
本の説明
「映像制作会社出身、ライブ感のある作風が売りの作家です。
マニアックな取材力に定評あり。
第五回歴史時代作家クラブ新人賞受賞。」
慶長五年(一六〇〇)夏――。
徳川家康と石田三成の対立は決定的となり、一触即発の様相を呈していた。
反徳川の急先鋒である上杉景勝を討つべく家康は会津に向かう。
利にさとい伊達政宗は伊達家の将来を家康に賭け、
秀吉に愛娘・駒姫を処刑された最上義光も東軍へ組する。
上杉家の重臣・直江兼続は、豊臣秀吉の恩顧に報いるべく、
三成に呼応して西軍の旗を掲げる、
やがて、“東北の関ケ原”とも呼ぶべき大合戦の時が近づいていた……。
伊達政宗、直江兼続、最上義光という奥羽を代表する三人の武将の視点で、
関ケ原合戦とほぼ同時におきていた奥羽の争乱(白石城攻め、長谷堂城合戦、梁川城・福島城攻防戦)をダイナミックに描く。