活殺 御裏番闇裁き
日本歴史時代作家協会
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924円(税込)
本の説明
「芝居一座に身を隠した大御所家斉直轄の「御裏番」。
役者ならではの成りすましや、芝居小屋の絡繰りを駆使し、悪党を懲らしめます。
あっと驚く、豪快な舞台装置で容赦ない懲らしめ。
とことん潰したい悪党はいつの時代にもいるものです。せめて小説の中でぐらい、こてんぱんにやっつけたいものですよ。」
先の吉原乗っ取り騒動を陰ながら助けたことから、控櫓への昇格を許された芝居一座・天保座は、浜町に巨大な芝居小屋を新築した。いろいろと仕置き用の裏仕掛けが施された絡繰り屋敷である。そんな天保座に、将軍家斉から直々の命が下る。「川越の様子がおかしい。拝領金への催促がなくなった。探索してくれぬか」 川越藩を乗っ取らんとする勢力の、真の目的とは――!?