『短編集 方円の水三相』
takayanao
中古
1,980円(税込)
本の説明
檜節郎の小説4作目。時代もテーマも全く違う三つの短編で構成している。
一つ目の「プールの水は冷たいか」
二つ目「逃げ水天使」
三つ目「天寿の濁り川」は、海外を含む大きな商売をしていた老舗の話。かつてこの家
を率いた人物が百歳で亡くなるが、その葬儀に現われた人が一族の人ではないか、という
疑問が浮かび上がる。この人は誰なのか、誰の子どもなのか、詮索していくと限りなく謎
が広がっていく。こんががる謎を解く物語である。