ほんまる神保町
棚主
紹介

棚主ページに戻る

さきちゃんたちの夜

鬼lab.

中古

280円(税込)

本の説明

 偶然を必然に読みつなぐまなざしのある短編「鬼っ子」を選びました。紗季は現代美術のギャラリーに勤めている20代の女性で、宮崎の青島で鬼の像を無数に作り続けていた亡き叔母の人生を辿っているうちに、大学時代の無意味な黒歴史と思っていた経験にも一つの意味を見出します。「ただ忘れたかった幽霊屋敷研究会の過去にもすばらしい意味があったことさえわかった。(…)あの体験とこの体験が点ではなく線になったことが、私のこれからの人生に大きな意味を与えた、そう思った」と、叔母の愛したジョブズの有名な講演にも示唆を得て、点と点すなわち偶然と偶然を必然という〈線〉に仕合わす営みによってこそ、ある仕合わせを感受することが可能となる様子を描いています。(……この続きは鬼lab.発行の選書ZINEにのみ掲載しています)
さきちゃんたちの夜 画像1

棚主ページに戻る