ほんまる神保町
棚主
紹介

地下1F・34章・03節

ぺいぱばっくらいたー

ぺいぱばっくらいたー
かける?未明の野薔薇。「いま戦争は、ずっと遠くでしているので、たとえ耳を澄ましても、空をながめても、鉄砲の音も聞こえなければ、黒い煙の影すら見られなかったのであります。」うららかで、花の香が漂い、みつばちの羽音が快い穏やかな国境で、老兵はうとうとと居眠りして、別の物語を夢想する。悲しいなあ。退屈で、空気のようにあたりまえにある日常。読むたび、おんなじ曲が頭の中で回りだす。J.Lennonのオリジナル。K.Imawanoの日本語訳。心にその絵を描くのは彼らだけ、じゃない。

展示・販売中